「サイレントヒルf」設定調整でSteam Deck対応可能

『Silent Hill f』はSteam Deckに対応していますが、最適なパフォーマンスを得るためにはいくつかの調整が必要です。Valveによる『Silent Hill f』のSteam Deck分類と、ゲームのPCシステム要件についてご紹介します。
『Silent Hill f』のSteam Deck互換性テスト結果が明らかに
手動調整でプレイ可能

Valveの公式テストにより、『Silent Hill f』はSteam Deckでプレイ可能であることが確認されましたが、必要な設定が不足しているため「検証済み」ステータスには至っていません。ゲームが「検証済み」ステータスを取得するためには、デバイスのコントロールとディスプレイを完全にサポートし、Valveの入力、ビジュアル、シームレス性、システム互換性の基準を満たす必要があります。
テストでは、『Silent Hill f』がデフォルトのコントローラー設定で問題なく動作し、Steam Deckのコントローラーアイコンが表示されることが確認されました。ただし、ゲーム内の一部のテキストが小さく読みづらい場合があり、携帯機でのスムーズなプレイには手動調整が必要です。
これは特に大きな前進です。『Silent Hill 2 リメイク』がパッチにもかかわらずSteam Deckサポートを欠いていたことを考えると顕著です。コナミはまだ『Silent Hill f』のリリース日を設定しておらず、開発者がパフォーマンスをさらに調整する時間を与えています。
PCシステム要件

コナミは最近、Steamストアページで『Silent Hill f』のPCシステム要件を公開し、Steam Deckでのパフォーマンスについての洞察を提供しました。以下は、最小および推奨スペックの完全な内訳です。
最小スペックでは、NVIDIA GTX 1070がPerformance Quality設定で720p/30fpsをサポートします。Steam DeckのGPUを考慮すると、パフォーマンスはPCの最小要件を若干下回る可能性があります。Steam Deckで720pでプレイすることは可能ですが、HDTVに接続すると制限が目立つかもしれません。コナミは最適なパフォーマンスのためにSSDの使用を推奨しています。
推奨スペックでは、プレイヤーは60fpsのPerformance設定または30fpsのQuality設定を選択でき、SSDが必須となります。
3月13日に行われた「Silent Hill Transmission」では、今作の内容の一端が公開されました。『Silent Hill f』はPlayStation 5、Xbox Series X|S、PCでウイッシュリスト登録が可能ですが、リリース日はまだ未定です。最新の『Silent Hill f』情報については、以下の記事をご確認ください!



