• NBA 2Kオールスターは、人気バスケットボールシミュレーションゲームのモバイル版として、近日スマートフォンにてローンチ予定
• テンセントとNBAの提携により開発されたこのライブサービス適応版は、本格的なゲームプレイを提供することを目指す
• 最初のリリースは3月25日より東洋市場で独占展開される

モバイルゲームの進化は高品質なスポーツシミュレーションを引き続き惹きつけており、NBA 2Kのモバイルデビューはさほど意外ではない。注目すべきは、テンセントと全米バスケットボール協会による画期的な協業により、中国市場向けに3月25日を目標リリース日として本作が展開される点である。

テンセントのゲーム開発ノウハウとNBAのスポーツ界における支配的地位が相まって、強力な連携が生まれている。中国におけるバスケットボールの絶大な人気は、毎年数百万もの熱心なファンがこのスポーツを追っていることからも、この戦略的な動きをさらに裏付けている。

NBA 2Kオールスターのモバイル参入は商業的に理にかなっているが、そのコンテンツ構造については疑問が残る。年次番号の欠如は、年次更新ではなく、ライブサービスモデルの可能性を示唆している。詳細は3月25日の国内ローンチ時により明らかになる見込みである。

公式な詳細情報がない現時点では、NBA 2Kオールスターに関する現在の議論の大半は推測の域を出ない。しかし、リーグも関与して開発された別のバスケットボールタイトル『Dunk City Dynasty』などのプロジェクトを通じて、NBAのモバイル市場での存在感が拡大していることは明らかである。

全ての試みが成功したわけではない―NBAオールワールドは期待されたローンチ後、次第に姿を消した。それにもかかわらず、モバイルプラットフォームはバスケットボールエンターテインメントとファンエンゲージメントの新たな成長分野となっている。

今後発売予定のタイトルについて情報を得ることを好むゲーム愛好家向けに、定期的なフィーチャー「Ahead of the Game」では、早期アクセス可能な有望なタイトルを紹介している。