Nintendo Switch 2にインストールされる『サイバーパンク2077：アルティメットエディション』は64GBの容量を占有します――XboxやPS5版（100-110GB）に比べて大幅に小さいサイズです。この省スペース化の最適化は、ハイブリッド機の256GB内蔵ストレージの実に25％を1本のゲームが占めることを意味します。

6月5日のSwitch 2本体同時発売に合わせて登場するCDプロジェクトレッドの傑作RPGは、64GBの物理カートリッジ版とNintendo eShopデジタル版の両方でリリースされます。

この発表は、任天堂が一部のSwitch 2ゲームカードに関して論争を呼ぶ新方式（フルゲーム収録ではなくダウンロードコードを同梱）を確認したタイミングで行われました。幸い、『サイバーパンク2077』はこの方式を採用しません。

■Switch 2のストレージ懸念浮上

256GBという内蔵容量（初代Switchの32GBから大幅増）が、膨張するゲームサイズを考えるとすぐに不足する可能性が指摘されています。

衝撃的な比較：『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が初代Switchで16GBだったのに対し、後継機では『サイバーパンク2077』がその4倍の容量を要求。今後発売される高価格帯『マリオカート ワールド』のようなタイトルも同様の大容量化が見込まれます。

■microSD Expressのジレンマ

拡張ストレージが必須に――しかし落とし穴があります。前機種が標準microSDフォーマットに対応していたのとは異なり、Switch 2は新規格（かつ高価な）microSD Expressのみをサポート。既存メモリーカードは一夜にして使えなくなり、プレイヤーは高価格な新ストレージ市場に放り込まれます。

現在確認されている購入オプション：

• SanDisk 256GB microSD Expressカード（Amazonで59.99ドル）
• Lexar 512GB Play PRO microSDXC Expressカード（Amazonで99.99ドル）
• Lexar 1TB Play PRO microSDXC Expressカード（Amazonで199.99ドル）

すでに品切れが相次ぐ状況。任天堂はSanDisk/サムスンと提携した自社ブランドカードを供給予定ですが、同等スペックの他社製品より高価格になる見込みです。

microSD Express市場に参入メーカーが増える可能性はあるものの、現状は高価格帯が定着しそうな情勢。4月9日に開始される予約方法を含むSwitch 2完全ガイドは、当社買い物ガイドでご確認ください。